東慶寺見学会 3/1
2011年 03月 07日
当日は曇り空、梅花香る鎌倉は、前日の雨でしっとりと落ち着いた雰囲気でした。
鎌倉は雨が似合う町かもしれません。
鎌倉に到着→「鉢の木」で食事→円覚寺舎利殿拝観→東慶寺仏像展拝観
国宝の円覚寺舎利殿拝観
昨年は屋根の修繕工事のため、拝観できませんでしたが、
検索するところによると、正月三が日と11月初旬の「宝物風入れ」の時にしか一般公開
されないのだそうで、この日は特別拝観と言うことになります。有難いことです。
東慶寺住職の説明で拝観させていただきましたが、
注意事項として、1)大きな声を出さないで静かにすること。2)石畳の上を歩き、決して土の上を歩かないこと。
この2点で撮影禁止の注意は全くなかったのですが、皆さん、写真を撮っておられました。もちろん私も。
でもここは撮影禁止の聖域ということらしいです。
舎利殿はお釈迦様の右の奥歯がおまつりしてあるそうです。
隣接した雲水さん達が寝泊まりする正法眼堂(禅堂)の中も見せていただきました。
起きて半畳寝て一畳といいますが・・・
薄い布団が2枚、畳んでありました。冷暖房のない部屋で素足で一年中を過ごすそうです。
修行をしていると、寒さも感じなくなるのかな?
時々みかける修行僧、背筋をピンと伸ばし、無駄のない体型。
横顔は凛として実に良い顔をしていました。
韓国には兵役制度があり、健康な男子は入隊の義務がありますが、とても厳しいようです。
こちらの修行と、どちらが厳しいかと一瞬頭をよぎりました。(韓国ドラマの見過ぎ)
東慶寺住職のご子息もここで修行中だそうです。
写真は数枚あるのですが、遠くから撮った一枚だけUPさせていただきます。
奥に屋根だけ見えるのが国宝の舎利殿、隣接した右に正法眼堂(禅堂)、右手前が臨済宗円覚寺派の専門道場・正続院です。
東慶寺・宝蔵の仏像展拝観
水月観音様を説明される住職の駄洒落が毎回楽しいのです。
ここはもちろん撮影禁止です。
境内は遅咲きのしだれ梅、豊後梅を除いてほぼ満開、真っ赤なボケの花もこれからかな?
鉢の木の食事、毎年これを楽しみにしているのです。
今年も美味しかった