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四季折々

花を追いかけて


by cosmos

東慶寺見学会 3/1

太田市にある、縁切寺満徳寺資料館友の会主催の恒例の東慶寺見学会に行って来ました。
当日は曇り空、梅花香る鎌倉は、前日の雨でしっとりと落ち着いた雰囲気でした。
鎌倉は雨が似合う町かもしれません。

鎌倉に到着→「鉢の木」で食事→円覚寺舎利殿拝観→東慶寺仏像展拝観

国宝の円覚寺舎利殿拝観
昨年は屋根の修繕工事のため、拝観できませんでしたが、
検索するところによると、正月三が日と11月初旬の「宝物風入れ」の時にしか一般公開
されないのだそうで、この日は特別拝観と言うことになります。有難いことです。

東慶寺住職の説明で拝観させていただきましたが、
注意事項として、1)大きな声を出さないで静かにすること。2)石畳の上を歩き、決して土の上を歩かないこと。
この2点で撮影禁止の注意は全くなかったのですが、皆さん、写真を撮っておられました。もちろん私も。
でもここは撮影禁止の聖域ということらしいです。

舎利殿はお釈迦様の右の奥歯がおまつりしてあるそうです。
隣接した雲水さん達が寝泊まりする正法眼堂(禅堂)の中も見せていただきました。
起きて半畳寝て一畳といいますが・・・
薄い布団が2枚、畳んでありました。冷暖房のない部屋で素足で一年中を過ごすそうです。
修行をしていると、寒さも感じなくなるのかな?
時々みかける修行僧、背筋をピンと伸ばし、無駄のない体型。
横顔は凛として実に良い顔をしていました。

韓国には兵役制度があり、健康な男子は入隊の義務がありますが、とても厳しいようです。
こちらの修行と、どちらが厳しいかと一瞬頭をよぎりました。(韓国ドラマの見過ぎ)
東慶寺住職のご子息もここで修行中だそうです。

写真は数枚あるのですが、遠くから撮った一枚だけUPさせていただきます。
奥に屋根だけ見えるのが国宝の舎利殿、隣接した右に正法眼堂(禅堂)、右手前が臨済宗円覚寺派の専門道場・正続院です。
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東慶寺・宝蔵の仏像展拝観
水月観音様を説明される住職の駄洒落が毎回楽しいのです。
ここはもちろん撮影禁止です。

境内は遅咲きのしだれ梅、豊後梅を除いてほぼ満開、真っ赤なボケの花もこれからかな?
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鉢の木の食事、毎年これを楽しみにしているのです。
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今年も美味しかった
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by cosumosu52 | 2011-03-07 20:50