沖縄旅行・・・5
2010年 02月 02日
ひめゆりの塔
沖縄戦で従軍看護婦として犠牲になった「ひめゆり部隊」の遺骨を祀った慰霊塔。
彼女たちが働いていた、病棟として使われていた洞窟(ガマ)の直上に建てられています。
「ひめゆり」は学徒隊員の母校、県立第一女子高等女学校の校誌名「乙姫」と沖縄師範学校女子部の校誌名「白百合」とを組み合わせた造語です。
ひめゆり平和祈念資料館・・・中に入ってみる時間はありませんでした。
資料館の入り口の緑がとても綺麗でした。
慰霊塔の洞窟から伸びた木の枝に
イソヒヨドリのオスが飛び立とうともせず、ずっと止まっていました。
何かを訴えかけているようにみえました。
沖縄を旅行するのは初めてのこと。一番の希望はコバルトブルーの美しい海を見てみたいだったのでした。
ところが、沖縄の戦中戦後の受難の歴史に触れ、胸が痛みました。
沖縄戦に動員されたひめゆり学徒隊は当時15歳から19歳の女子学生でした。
そして生徒と教師136人が命を落としたのです。何と惨いこと。
戦争のない平和な世界を願わずにはいられません。