フランス旅行 11
2010年 10月 01日
ここは5日目の朝一番に観光予定だったのですが、急遽立ち寄ることになったのです。
7時閉門、何とか間に合いました。
日没は8時過ぎですから、日没前の斜光があたりを照らし、
とても素敵な時間を過ごすことができました。
シュノンソー城
フランス中西部、ロワール渓谷のシュノンソーにあるお城で、
ロワール川の支流シェール川の上をまたぐようにして建てられています。
入り口を入ると長い並木道が続いています。右手には農場と住居がありますが、
シュノンソー城は今は個人の所有になっているのです。
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並木道を抜けるとお城が見えてきました。意外とこじんまりとした印象。
16世紀建設から19世紀まで城主が代々女性だったことから、「6人の奥方の城」とも呼ばれています。
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アンリ2世の時代には、彼よりも20歳も年上の愛妾であった永遠の美女、
ディアーヌ・ド・ポワティエにこのシュノンソー城を贈りました。
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お城の2番目の城主となったディアーヌはシュノンソー城を気に入って
本格的な庭園とシェール川にかかるアーチ形の橋を築きました。
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シェール河に浮かぶ一隻のボート・・・彼女の美しさの秘訣はこの川で毎日水浴びをしていたからだそう。
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お城の裏手には小さな池があって、その周りには薔薇園が広がっていました。
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水面に映る要塞
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お城には多くの寝室や居室があり、各寝室や居室には肖像画や絵画が飾られていました。
強い太陽光が部屋の中まで入っていました。布が焼けそうで心配でした。
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これぞ孫の憧れ、お姫様ベットです(笑)
ベッドの装飾も素晴らしいですが、壁のタピストリーはもっと凄い。
飾りと共に保温用として石造りの壁には欠かせないものなのです。
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この日は日曜日、色々なイベントがあったようです。
色とりどりの気球が空に浮かんでいました。
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途中の車窓から・・・航空ショーやボート競技も
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明日は5日目の観光、いよいよモンサンミッシェルへ。
650km、往復およそ10時間のバスの旅です。